LCC参入には引き続き慎重姿勢
豪ジェットスターとの合弁が取りざたされている格安航空会社(LCC)事業への参入については、
「チケットプライスセンシティブな(低運賃を好む)層については、研究を進めているところ。JAL本体がやるところは、品質を高めて、それなりのお値段で、価値を感じていただけるオペレーションを考えている」
と、慎重な姿勢に終始。その上で、
「出来るだけ早く(決断)したいと思う」
と述べた。
全日空(ANA)が7月29日に発表した11年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比0.6%減の3050億円。81億円の営業赤字(前年同期は29億円の黒字)を計上してもいる。純損失も、52億円から84億円に拡大している。両社で明暗が分かれた形だ。