10年固定型でもメガバンクの半分以下
長期金利の低下を反映して、長期・固定金利型も金利低下が続いている。民間金融機関と住宅金融支援機構との提携による固定金利型住宅ローン「フラット35」の8月の金利は、主力の21年以上の最低金利が年2.35%と、7月よりも0.04%低下。20年以下も0.03%低下して年2.03%となった。20年以下の金利は4か月連続の低下だ。
メガバンクも8月から10年固定金利型の金利を0.05%引き下げ、三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行が年3.80%、みずほ銀行は年3.70%を適用している。
しかし、10年固定金利型でも住信SBIネット銀行は年1.57%、ソニー銀行は年1.777%と、単純に店頭表示金利の比較では、メガバンクのじつに半分以下と「破格」だ。