「保安院そのものの存在が問われる」
ただし、北朝鮮との非公式接触や、首相の訪朝の必要性について問われると、
「拉致問題の解決について、私はあらゆる努力は惜しまない、あるいは、あらゆる努力はするべきだと思う」
とのみ答え、可能性を排除しなかった。
この日発覚した、原子力・安全保安院が電力会社に「やらせ」を依頼していた問題では、
「もしこれが事実だとすれば、きわめて由々しき問題であり、徹底的な事実関係の究明と、それを踏まえた厳正な対処が必要だと考えている」
「まさに保安院そのものの存在が問われる」
と強い不快感を示した。
なお、新潟県内で18万人に対して避難勧告・指示が出されている豪雨については、会見では触れられなかった。