低身長者集めた中国のテーマパーク 「立派な雇用創出」「見世物小屋」など賛否両論

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テーマパーク側「搾取ではない」

   「搾取的な見世物小屋」という批判について、一方のテーマパーク側は「搾取ではない。従業員にはきちんと報酬が支払われ、彼らは快適に暮らしている」などと海外メディアの取材に答えている。

   テーマパークは、不当な扱いを受けることの多かった彼らに仕事と居場所を与えているというのだ。雇用の条件は(1)感染症にかかっていないこと(2)50歳未満(3)130センチ未満の3つだけという。

   ABCニュースでは、「テーマパークで働く以前は、街中でじろじろ見られ、嘲笑されていたが、ここで同じように小さい人たちといることで、他人がどう見るかなんて気にしなくなった。以前は家にひきこもりがちだったが、いまはとても幸せだ」という女性従業員の声も紹介している。

   サイゾーのウェブ版には11年7月25日、このテーマパークの現地レポートが掲載された。「ショーとしてレベルが高いとは言えないものだったが、彼らが小さな体を精一杯動かすたび、観客からは感嘆と嘲笑が入り交じったような声が上がっていた」という。

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