「溜まっていたものがどんどん噴出した」
俳優業を辞めようと思っていたが、2011年に三島由紀夫の「金閣寺」の舞台に出演。そこで与えられた「前向きな役」に自分がリンクし始め、地方巡業を続ける内に気付いたら「安定剤の存在も忘れるくらいしっかり立ってる自分がいた」。「これでもう大丈夫。芝居が楽しい」とまで思えたという。
その矢先に東日本大震災が起きた。「今度は自分が前向きにさせる番だ」と思ったが、「国民に伝わらない情報が多すぎたり、的外れな外国のドラマ、朝のニュースでは偏った報道。この国を心底疑った」。今回のテレビ局批判もその流れだとし、「いい加減我慢が出来ないところまできていた。溜まっていたものがどんどん噴出した」と書いている。
「この国の一大事な時にどさくさ紛れに、欺いて偏りをみせてる今の体制がすごく気持ちが悪いと思った。誤解を与えてしまった皆さんには申し訳ないと思いますがどうか今回の事はご理解していただけたら嬉しいです。決して自分は韓国に対する批判はしてはいない。日本を引っ張っていってる人間たちに対する抗議の意味だと理解をして欲しいです。このままじゃこの国はダメになる」
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