楽しい思い出になるお祭りを開きたい
7月23日、難民を助ける会は宮城県七ヶ浜町にある和光幼稚園の「らいく祭り」に伺い、おもちゃを配付しました。このお祭りはPTAの方たちが中心になって開催しているもので、名前は幼稚園のクラス名(らっこ組、いるか組、くじら組)の頭文字を取ったものだそうです。どのクラスも海の生き物から名づけられているところが、港町らしさを感じさせます。
地震のときは、幼稚園の建物の一階が津波で浸水したそうです。3歳児のための部屋と職員室が使えなくなり、修理が済んで子どもたちを迎えられるようになったのはようやく5月9日からでした。近くの集落では流失した家屋の跡が目立ち、幼稚園の前の田んぼには今も瓦礫が残っています。