「活躍の場を得たいと熟慮を重ねた」
この間、金子氏はIT系ニュースサイトの取材に応じたり、技術系の講演会で講師をしたりしているが、必ずしもメディアへの露出は多くなかった。
ただ、金子氏は7月27日付けでSkeed社の外部取締役に就任し、
「いつまでも裁判に引きずられて活動を自粛しているよりは、清々とした活躍の場を得たいと熟慮を重ねた結果、今日まで成長するに至ったSkeed社とより関係を強化していきたい」
とのコメントを発表。今後、露出が増える可能性もある。ただし、最高裁で無罪判決が覆って有罪が確定した場合は、
「その時点で取締役は辞退せざるをえなくなります」
と、辞任する構えだ。
また、Skeed社は、
「会社発足当初より、金子さんには、当社顧問として多くのお力添えをいただいてきました。技術系ベンチャーである当社としては、金子さんにより深く事業に関わっていただき、この先、会社が成長していく楽しみをぜひ共に分かち合ってもらいたいと考え、社外取締役に就任していただきました」
と、金子氏の役員就任に期待を寄せている。