東京証券取引所と大阪証券取引所の経営統合に向けた交渉が難航しているとの報道に対し、東証の斉藤惇社長と大証の米田道生社長はそれぞれ、これを否定した。
東証の斉藤社長は2011年7月26日の定例記者会見で、「よくわからない。作り話だ」と述べ、不快感をあらわにした。
一方、大証の米田社長も「難航しているとの認識していない。(両社は)一つの目標に向かって検討している」と話した。
両社長とも交渉の具体的な進捗状況については言及しなかったが、「ダラダラと(交渉を)続ける話ではない」と、早急に詰めていく考えを示した。