スマートフォン「ブラックベリー」を製造するカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)は現地時間2011年7月25日、およそ2000人の人員削減を行うと発表した。全従業員の約1割に相当する。
RIMは2011年6月に人員削減計画を明らかにしていたが、人数については言及していなかった。世界のスマートフォン市場は、米アップルの「アイフォーン(iPhone)」が好調なのに加えて、韓国サムスン電子の「ギャラクシーS2」をはじめ、米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載したモデルが続々と登場し、競争が激化している。その中で「ブラックベリー」が苦戦を余儀なくされたことで、今回の人員削減につながったとの見方もある。