大学生による「ツイッタートラブル」が止まらない。今度は日本大学の女子学生と見られる人物が、ツイッターでカンニングを告白し、話題となっている。
「簿記人生初のカンニングで10分で終わった。にっしーもろありがと(`・ω・)ゞおもしろすぎてテスト中3人で笑いすぎた。完全にラク単~(´-`)」
日大学生のカンニング騒ぎは2度目?
ツイッターで書き込みがあったのは2011年7月22日の昼ごろ。「ラク単」とは「楽勝で取れる単位」のことであり、発言中の「簿記」は大学の試験の科目と考えられる。プロフィールには大学と学部名が載っていた。
その後、インターネット上の掲示板でスレッドが立つなどしてこの発言が話題となり、炎上する。ツイッターのほか、ミクシィやブログに書かれたプロフィールから、名前、アルバイト先、顔写真なども特定され、日大へ「通報」するユーザーも出現。発言した学生はツイッターなどのアカウントを削除することとなった。
日大の学生と見られるユーザーがツイッターで騒動を起こすのは、7月に入って2度目だ。7月中旬には、ある男子学生が「今日すでに2教科もカンニングだわ」「iPhoneがあればギリギリできる!」「カンニングのプロだからばれるわけないわ!」などとツイッターで発言し、同様の炎上騒ぎとなった。
この男子学生はその後、1か月の停学処分を受けるはめになったとされているが、ツイッターで不注意な発言をすることの危険性は、大学全体には知れ渡っていないようだ。
「大学生はツイッター禁止にしたほうがいい」
学生がツイッターなどでトラブルを起こす例は絶えず、7月20日には法政大学の男子学生が、女子サッカー・なでしこジャパンの熊谷紗希選手の宴席での発言を「実況中継」し、大学から厳重注意を受けたばかりだ。
7月21日には、東京大学の教育学部長が、学生のツイッター利用について「慎重に考えて責任を持って行動」するよう異例の注意喚起を出し、話題となった。
これらの一連の騒動を受け、一部では、「もう大学生はツイッター禁止にしたほうがいいのではないか」といった声も上がっている。