福島県二本松市は、高校生以下全員と妊婦、40歳未満の女性の約1万6千人を対象に、積算放射線量を計測できるフィルムバッジを配布することを決めた。7月21日に開かれた市議会で、三保恵一市長が放射線対策を示すなかで明らかにした。9月初旬には配布したいとしている。
それによると、(1)市内の全小中学校、幼稚園・保育所に線量計を配備する(2)市内約400か所の土壌調査を実施して詳細な土壌汚染マップを作製する(3)放射線量軽減対策として市内の全小中学校に高圧洗浄機を1台ずつ配備する、ことなども含まれている。