「第3のエコカー」開発競争が激化 ダイハツの新型軽「リッター30キロ」

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震災後の省エネ志向の高まり顕著

   「エコカー」というと、HV車やEV車に目が奪われがちだが、ノルド社会環境研究所の調べでは、低燃費ガソリン車のニーズは少なくないことがわかった。

   同研究所が行った一般生活者1000人への意識・行動調査によると、東日本大震災後に価値観やライフスタイルが「変わった」と答えた人は61.9%いた。

   なかでも震災後の省エネ志向の高まりは顕著で、震災後、省エネを行った人は87.2%。また69.8%の人が「今も行っている」と答えた。「今後行いたい」人も89.3%いる。多くの人が電気代や光熱費の支出を減らし、モノへの消費以上にエネルギーの消費を控える、「低燃費生活」志向が強まっているようすがうかがえる。

   低燃費ガソリン車へのニーズはそういった意識を反映したもので、「乗りなれている」「価格帯が安い」が、さりとて「エコ」も気になる。そんなユーザーのニーズに応えたクルマのようだ。

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