脱原発ソングでフジロック出演取りやめ? 「制服向上委員会」の発表に疑問の声

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反原発の斉藤和義や加藤登紀子は出演

   フジロックは1997年の開催以来コンセプトの1つとして「自然との共生」を掲げ「自然エネルギーへの転換」を訴えてきた。2011年も会場内で、反核・脱原発イベント「アトミック・ カフェ・フェスティバル」を開催。YouTubeに反原発ソング「ずっとウソだった」を投稿した歌手の斉藤和義さんや、震災前から反原発を訴えてきた加藤登紀子さんも出演するため、2ちゃんねるには「原発関連なら、こちらの方が出演取り消しされそうだけどな」という書き込みが寄せられた。

   また、同じくフジロックに出演するミュージシャンのトクマルシューゴさんも7月20日、ツイッターに「フジですが、プロテストソング的なものに対して制限は何も言われてません。今回も」と投稿している。

   そもそも、フジロックの公式サイトに制服向上委員会の名前が出演者として出たことはなかった。

   一体どうなっているのか。フジロックを主催する企業に聞いてみたが、「この件については取材を受け付けていません」。制服向上委員会の事務所は「担当者が不在」ということだった。

   ツイッター上で制服向上委員会の橋本さんとやりとりしていた音楽評論家の湯川れい子さんは21日、「制服向上委員会がフジロックへの出演をキャンセルされたという話。間に入った人や、関係者の間で食い違いがあったようで、正式な事情を申し上げるまで、もう少しお待ち下さいとのこと。双方趣旨は一致しているのだから、円満に解決を」と投稿している。

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