台風6号「マーゴン」って何語? 台風の「名付け親」は誰だ

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日本語から「テンビン」「ヤギ」など

   とはいえ、日本ではまだなじみが薄い「アジア名」。気象庁天気相談所によると、

「確かにテレビや新聞などではあまり目にする機会がありませんが、船舶関係者の方などには、台風同士の区別が楽なのでアジア名が比較的よく使われているようです。気象庁としては積極的に使っていきたいと考えていますので、こちらから発信する情報にはアジア名も併記するようにしております」

   なお日本語から付けられた名前は「テンビン」「ヤギ」「カジキ」など、全て星座にちなんでいる。台風と同じく自然界の存在で、人々に親しまれているというのがその理由だ。特定の企業名や商標などと一致しないのはもちろん、日本人以外にも発音しやすく、また他の地域で不快な意味になったりしない、という点を考慮して選んだという。

   ちなみに15日にフィリピン沖で発生した、台風7号の名前は日本発の「トカゲ」。ただし勢力は弱く、翌日には早くも消滅してしまったという。

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