オートバイ女子大生接触、死亡 バスの運転手まで逮捕に疑問噴出

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   短大1年生女子(18)のオートバイに乗用車が接触し、投げ出された短大生がバスにひかれて死亡する事故が大阪であった。乗用車とバスの運転手は自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕されたが、ネット上では、「なぜ逮捕するのか」などと疑問の声が噴出している。

   事故があったのは、大阪府四條畷市内の国道交差点付近で2011年7月19日朝のことだった。

乗用車が車線変更して接触、バスが女子大生ひく

   一部報道によると、短大生は通学でオートバイを運転していて、前方の乗用車に接触し、はね飛ばされた。そして、右車線の観光バスにひかれ、頭などを打って死亡した。これに対し、四条畷署は、乗用車を運転していた会社役員男性(43)とバスの運転手男性(59)を逮捕し、自動車運転過失致死の疑いに切り替えて調べるとしている。

   ところが、接触したのが前方の乗用車だったことや、はね飛ばされた短大生をバスがひいたことから、ネット上で、逮捕が妥当なのか疑問の声が次々に上がった。乗用車やバスの運転手が実名報道されたことに対しても、同様な声が出ている。

   事故は、本当に逮捕が避けられない状況だったのか。

   四条畷署によると、乗用車もバスも交差点の赤信号で止まっており、乗用車はバスの左後方の位置にいた。オートバイは、片側2車線の車列の間をすり抜けて、車列の先頭に出ようとしていたときだ。

   信号が青に変わり、乗用車がウインカーを出して右車線のバスの後ろに入ろうとしたところ、右後方から来たオートバイと接触。オートバイの車体は、バスの後ろに倒れたものの、短大生はバスの前輪と後輪の間に体ごと投げ出され、そのままバスが青信号で発進してしまったというのだ。

   運転手2人を逮捕した理由について、副署長はこう説明する。

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