ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場が時間外取引でさらに高騰し、1オンス1610ドル台に突入した。中心限月の8月物は2011年7月19日(日本時間)16時20分頃に一時1オンス1610.7ドルまで上昇し、過去最高値を更新した。
COMEXでは1オンス1602.9ドルで取引を終えていた。欧米の債務問題の不透明感から、投資化のリスク回避姿勢が強まり、実物資産の裏づけがある金先物が買われた。
NYの金先物は4月19日に初めて1500ドルを突破したが、わずか3か月で1600円台に乗せた。
一方、東京工業品取引所(TOCOM)の金先物相場は7月20日14時時点で、前日比27円安の1グラム4055円で取り引きされている。