菅直人首相は2011年7月19日の衆院予算委員会で、サッカー女子ワールドカップ(W杯)での日本代表(なでしこジャパン)初優勝について、「あきらめない気迫が素晴らしい結果をもたらした」「私もやるべきことがある限りは、諦めないで頑張らなければならないと感じた」と述べた。
菅首相の「なでしこ」関連発言に対しては、同予算委で「総理あきらめろ」と野次も飛んだ。また、公明党の山口那津男代表は19日の会見で、「せっかくのなでしこジャパンの頑張りを無にするに等しい」と批判した。菅首相の発言に、政権浮揚につなげようとする意図を感じたようだ。