ツイッターで新記録を樹立
W杯女子決勝は試合中、日米を中心にインターネット上でも「応援合戦」が白熱したようだ。ツイッターでは、1秒間に7196個の投稿が行われたとツイッターの運営元が公式に発表した。この数は新記録だという。
試合終了後には、バラク・オバマ米大統領がツイッターで感想を投稿。熱戦を繰り広げた米国代表の健闘をたたえるとともに、なでしこジャパンに向けて「優勝おめでとう」と祝福のメッセージを送った。米国代表のファンの投稿内容からは敗戦を悔しがる様子も見られたが、多くの人は両チームを称え、「この優勝が、日本の再建につながるよう祈っています」というメッセージが並んだ。
米国では2005年、「ハリケーン・カトリーナ」で南部が甚大な被害を受けており、震災で傷を負った日本には共感する部分があるようだ。ハリケーンで街が一時壊滅状態に陥ったルイジアナ州ニューオーリンズでは、地元のアメリカンフットボールのプロチームが2010年に優勝したが、今回のなでしこジャパンの活躍を当時のニューオーリンズのアメフトチームに重ね合わせて称賛する人もいた。