「1国1都市開催」が原則
さらに、東京で国際大会を開くことの安全性については、
「間違いなく安全だと思う。国際大会が再び開催されるようになったことは重要なメッセージ」
「公式発表や専門家の見解から知る限りでは、国際大会を日本で行うことには問題ないと確信している」
と述べた。また、一時期検討されていた広島と長崎が共催する構想(両市ともすでに断念を表明)については、「1国1都市開催」を定めた五輪憲章を理由に、否定的な見解を示した。
18年の平昌大会について韓国と北朝鮮の共催を望む声があがっていることについても、
「00年のシドニー大会のように統一チームで開会式を行進するのはシンボリックなこと」
心情には一定の理解を示したものの、実現性については
「IOCに、開催地を2か国に広げることを期待しないでほしい」
と突き放した。