羽田空港に「世界最大級の津波リスク」 英国で研究結果が発表される

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「最大規模の津波を想定しておくべき」

   オーウェン氏は、「日本は世界で一番津波対策を行っている」としながらも、沿岸地域の空港は、津波のリスクを再評価すべきだとしている。

   なお、国土交通省では6月に、有識者を集めた「空港の津波対策検討委員会」を立ちあげており、標高20メートル以下の沿岸空港についてのリスク分析を行う。なお、国交省の発表によると、本州の太平洋沿岸5キロ以内の空港の標高は、仙台(1.7メートル)、中部(3.8メートル)、関西(5.3メートル)、神戸(5.6メートル)羽田(6.4メートル)の順で、羽田は一番高いことになっている。

   6月28日に仙台空港ビルで行われた第1回会合では、

「避難計画等のソフト面での対策では、最大規模の津波を想定しておくべき」

といった意見が出された。8月に予定されている第3回会合で、全国の空港に対する津波対策をとりまとめる予定だ。

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