シャアの「専用ザク」実物大像を造りたい 栃木県おもちゃのまちが始めた仰天構想

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製作費10億円以上、世界中から協賛や寄付金を募る?

   街興しに真剣に取り組もうと町職員が有志を募集。11年6月に「壬力隊」を立ち上げ、30代前半を中心とした職員30人が集まった。この「壬力隊」の最大の目標が実物大シャア専用ザク作りになっている。ちなみに同町の特産品はイチゴの「とちおとめ」。イチゴの赤と「赤い彗星」という共通点があり、11年7月16日に開催する「東日本大震災被災者支援チャリティー交流会」では、シャア専用ザクをイメージしたイチゴジュースを発売するという。

「シャア専用ザクが完成すればおもちゃのまちのシンボルになる。静岡には実物大ガンダムが存在するため、我々はジオン軍と位置付け街興しを進めたい」

   そう「壬力隊」の高山浩さん(50)は話している。現在は版権を持っている会社との交渉を始めているが、問題となっているのは制作費用。試算してみると10億円は下らないことがわかった。町の財政支出は考えられないため、これからネットを使い世界中から協賛を募ったり寄付を呼び掛けたりする予定だという。

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