ソニーは2011年7月7日、携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」のMD(ミニディスク)タイプの出荷を9月で終了することを明らかにした。
携帯音楽プレーヤーの主流が内蔵メモリータイプにシフトし、MDタイプは販売が落ち込んでいた。ソニーは2010年にカセットテープタイプのウォークマンの出荷を終了している。今回、唯一残っていた機種「Hi-MDウォークマンMZ-RH1」を最後に、1992年の登場から11年3月までに累計約2200万台を販売したMDタイプウォークマンの歴史に幕を閉じる。
なお、今後も記録メディアとしてのMD自体や、MD対応のステレオの生産は続けるという。