「こんなときこそ情報を発信するべきではないか」
古川康知事は2010年8月にツイッターを開始し、その後の会見で、「私たちの仕事というのはいろんなツールから入ってくる情報を生かすということは求められておりますので、公務で使うかどうかは別にしても、ツイッターでのやりとりというものを仕事に生かすということはもちろんあり得る」と説明していた。
東日本大震災後の11年3月13日には、東電・東北電管内の電力供給が不足していることを受け、佐賀県出身で関東在住の学生に「支障がなければ、災害支援のために、一時帰省をお願いします」と呼びかけるなど、積極的にツイッターを利用してきた。
今回のアカウント削除に対し、ツイッター利用者からは「こんなときこそツイッターで情報を発信するべきではないか」「いまやめたら向き合う気がないと捉えられてもしかたない」「アカウントだけでなく原発も凍結してくれ」といった声が上がっている。
佐賀県秘書課に削除の理由を聞くと、「知事個人のことで関与していないため、分からない」とのことだった。