韓国市民団体も2、3号機運転再開に反対
約200キロ離れた韓国南部への放射線被害が心配されるのも無理はない。福島原発事故でも、200キロ以上離れた東京都内の水道水や神奈川県の生茶から規制値を超える放射性物質が検出されている。
停止中の玄海原発2、3号機について、岸本英雄玄海町長は7月4日、全国の原発立地自治体で初めて再稼働に同意した。
朝日新聞によると、韓国の市民団体「環境運動連合」は7月4日、玄海原発の運転再開に反対の立場を表明。別の市民団体「エネルギー正義行動」の代表も、「地震の多い日本は脱原発へ進むべきだと思うが、運転再開はその流れに完全に背くものだ」と批判したという。