東大、秋入学に向け検討会設置

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   東京大学が、入学時期を現行の春から秋に移行することを検討していることが2011年7月1日わかった。すでに4月から清水孝雄副学長率いる検討会を設置しており、実現に向けて問題点を洗い出している。

   秋入学は国際標準となっており、東大では導入によりキャンパスのグローバル化を進めたい考え。入試は従来どおり2~3月に実施し、入学までの「ギャップイヤー」には海外留学やボランティア活動を経験させることで浜田純一総長が唱える、単に学力があるだけでない「タフな東大生」の育成につなげる狙いもあるという。

   秋入学が実現すれば、卒業時期も秋ということになり、企業の採用日程にも大きな影響が出る。東大広報部では、「さまざまな影響を検討しながら、文科省とも協議を重ねていく」としており、年内にも結論を出す見込み。

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