かつてギャルのカリスマと言われた歌手の浜崎あゆみさんがド派手な「盛りメイク」から「ナチュラルメイク」への切り替えを提言した。浜崎さんは「盛りメイク」の参考にされることも多かっただけに、ファンの間では動揺が広がっている。
2011年6月30日、浜崎さんはツイッターでフォロワーの「女の子は化粧を落としたら更に美しい」という投稿に「だよねっ私もそう思う!!」と反応した。
「盛りメイクに火をつけたのは貴女ですっ」
その後、「女のコはすっぴんが可愛いよねっ もうそろそろ盛りメイクブーム終えませぬか?」と投稿。自身も「盛りメイク」は2010年で終了し、現在はナチュラルメイクに切り替えているのだという。
「盛りメイク」とは、アイラインにマスカラ、つけまつげなど化粧品をふんだんに使ったメイクのこと。目元を強調するのが特徴で、最近では黒目を大きく見せるためにカラーコンタクトが使われることも多い。
浜崎さんは、こうした盛りメイクのお手本にされていたこともあり、突然の提言にフォロワーからは「盛りメイクに火をつけたのは貴女ですっ」と突っ込まれていた。
ただ、本当に浜崎さん自身がナチュラルメイクになったかというと少し微妙だ。2011年になってから出演した歌番組を見ても、メイクは依然として濃いように見える。
今の10代ギャルはやっぱりまだ濃い
しかし、J-CASTモノウォッチでコラム「ギャルウォッチ」を連載している、GRP(ギャルリサーチプレス)編集長・まぁ~ささんは、
「確かに金髪で迫力がありますし、他の芸能人と比較したらまだ濃いかも知れませんが、彼女にしてはナチュラルになっていますよ」
と指摘。一方で、最近の10代のギャルは、むしろメイクが濃くなっている傾向があり、2011年は金髪に黒肌、目元を猫目のように強調したアイメイクが流行すると見ているという。
「今の10代ギャルはやっぱりまだ濃いですね。あゆよりも、『egg』や『ポップティーン』といったファッション誌の読者モデルを参考にしています。でも、あゆのツイッターをチェックしているギャルもたくさんいるので、その子たちが、『あたしもあゆみたいにナチュラルメイクにしよう』と思うかも知れませんね」
浜崎さんの提言について、フォロワーからは「同感 ナチャメが流行る予感!」といったもののほか、「あゆのバッチリ化粧好きだから…なんか複雑だな………」「一重にナチュメは辛いよぅ」などと賛否両論出ている。