2011年6月30日の東京株式市場の日経平均株価は3日続伸して9800円台に乗せた。電力株も軒並み上昇した。東京電力は前日比1円高の326円、関西電力は71円高の1600円、九州電力は58円高の1447円、中部電力は37円高の1570円など、いずれも値を上げて取引を終えた。
九電は玄海原発の再稼動に道筋がついたことがプラスに働いたとみられる。このほか、北海道電力は前日比44円高の1337円、東北電力は20円高の1161円、北陸電力は38円高の1534円、中国電力は34円高の1392円、四国電力は12円高の1825円、沖縄電力は45円高の3650円だった。
同日の日経平均株価は終値で前日比18円83銭高の9816円09銭だった。ギリシャの債務不履行に対する懸念が後退したことなどから、投資家心理がやや改善したことで日本株も買われ、トヨタやソニーなどの輸出関連株を中心に上昇した。
TOPIX(東証株価指数)は5.11ポイント高の849.22。