「代返」もうできなくなる ICタグ使った防止機能開発

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「代返」防止機能がついた出席管理システム。学生証を座席でスキャンする仕組みだ
「代返」防止機能がついた出席管理システム。学生証を座席でスキャンする仕組みだ

   情報処理サービス会社の「アルファメディア」(川崎市中原区)は2011年6月28日、大学の授業での、いわゆる「代返」を防ぐためのシステムを開発したと発表した。同社がこれまで販売してきた出席管理システム「かいけつ出席」に、富士通の特許を活用して代返防止機能を追加した。

   富士通の特許は、座席に貼り付けられたICタグと1枚の学生証とを1対1で対応づけるというもの。仮に他人の学生証を預かって座席のタグでスキャンしたとしても、その後、別の学生が着席してスキャンした場合、「代返」した分のデータは無効となる。

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