補導されるケースは増加の兆し
ただ、未成年者喫煙で補導されるケースは、警察庁の統計によると、タスポ導入後に減少したものの、その後は横ばいになっている。最近の新聞報道をみると、むしろ補導が増加の兆しと報じられている。
それは、コンビニなどの対面販売のため違反行為が見えやすくなったこともあるが、アルバイト接客などから年齢確認が徹底されていないことも大きいという。また、大人が未成年者に売ったり、親が子どもに渡したりして検挙されるケースも相次いでおり、タスポ導入の効果は必ずしも上がっていない。
Hey!Say!JUMPメンバーが喫煙に手を染めたきっかけは分からないが、同様な背景がある可能性はありそうだ。
このメンバーがソロ活動するケースはほとんどなかったものの、グループには、活動停止の影響も出ている。8月7日からのショーは9人で行うことになり、ラジオのグループ出演番組では、急きょメンバーを変えて放送する事態になった。喫煙発覚のメンバーの脱退は発表されていないが、過去のケースからみて、グループ活動に復帰するのは難しいとみられている。