大人気トーク番組「人志松本のすべらない話」でお笑い芸人の「ほっしゃん。」が、中学時代に同級生のメガネを鍋に入れて煮込んだ、と告白した。ところが、自身のブログのコメント欄に「イジメはヤメロ!」といった抗議が殺到し、ブログが炎上、コメント欄が閉鎖に追い込まれた。
学校行事で毎年行われるキャンプでカレーを作る際、同級生のメガネを鍋に入れて煮込んだ。3年間続けたため、メガネのレンズが黄色くなり、まるで「グラサン(サングラス)」のようになった、というもの。収録会場は大爆笑に包まれた。
同級生のメガネをカレー鍋で3年煮込んだ
「ほっしゃん。」が出演したのは2011年6月25日放送のフジテレビ系「人志松本のすべらない話 第20回記念大会」。お笑い界の人気者十数人が登場し「全て実話」の面白い話しを披露、チャンピオンを決めるという企画だった。「ほっしゃん。」は自分の番が来ると、中学時代のキャンプの話を披露した。
キャンプでは3年間同級生と一緒にカレーを作って食べたが、1年の時にたまたま同じ班になった吹奏楽部部員の同級生がいて、彼のメガネをぐつぐつのカレー鍋の中に入れて長時間煮込んだ。すると、レンズにカレーが染みたのか、薄い黄色になった。そのメガネをカレーと一緒にライスの上にかけて同級生に渡した。
体は大きいけれど真面目で大人しい生徒だった。黙って水道水でメガネを洗って、ムスッとした表情でカレーを食べる姿を見て、「めっちゃ面白かった」。
2年の時は別のクラスだったが、キャンプの時にまたメガネをカレーで煮込んだ。3年連続で煮込んだため、「グラサン度」が増したはずなのだが、段階的に濃くなったため生徒や先生は気付かなかった。
コメント欄放送日の深夜に閉鎖
そして3年の時に、新任の先生が吹奏楽部に赴任し、その時に事実が明るみに出てしまった。先生はメガネの生徒に「お前、形から入るな!」と注意した。「ほっしゃん。」は、
「先生はオシャレでメガネを使っていると勘違いした。結局、3年間グラサンくらいの色だったことがわかった」
と話すと、会場は大爆笑に包まれた。
しかし、番組終了後から「ほっしゃん。」のブログのコメント欄に抗議のカキコミや、意味不明なAA(アスキーアート)や、解読不明な文章が大量に投稿され「炎上」。放送日の深夜にコメント欄が閉鎖に追い込まれてしまった。コメント欄には
「すべらない話、楽しみにしてたのに。単なるいじめじゃないんですか?」
「自分の子供が3年間こんなことされたら、どんな気持ちになるかわかりますか?」
などと書き込まれていた。「ほっしゃん。」は今のところ、ブログの更新はなく、「ツイッター」でも今回の炎上の件については触れていない。