平泉、世界文化遺産に登録 国内12件目

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   岩手県平泉町の中尊寺などから構成される「平泉の文化遺産」が、パリで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で現地時間の2011年6月25日、世界文化遺産として登録されることが決定した。国内の世界遺産新規登録は2007年の石見銀山遺跡以来で、12件目となる。

   指定されたのは中尊寺など、平安時代末期に東北を統治した奥州藤原氏の作った寺院や庭園、合わせて5ヶ所。仏教の「浄土思想」と日本の自然崇拝を表す建築・庭園として、「普遍的価値」が認められた。

   平泉からは2008年、9遺跡が世界文化遺産として推薦されたものの、登録を見送られている。今回、浄土思想との関連を軸に指定範囲を再検討し、ユネスコからも高く評価された。

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