スーパー子役「芦田愛菜」 「マルモ」でCM契約急増

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   「子役業界」に異変が起きつつある。フジテレビ系で放送中のドラマ「マルモのおきて」が大ヒットし、子役の芦田愛菜さん(6)が大ブレイク。その波及効果もあってCM契約が急増、「崖の上のポニョ」で一気に有名になった大橋のぞみさん(12)を追い越したという見方も出ている。

   芦田さんは、2010年に日本テレビ系で放送された「Mother」に出演して知名度が急上昇。今シーズン放送されている主演ドラマ「マルモ」で、さらに人気が増している。

CDの累計売り上げは20万枚超え

   「マルモ」が放送されるのは、毎週日曜日。つまり、大沢たかおさんと綾瀬はるかさんが出演するTBS系の大人気ドラマ「JIN -仁-」の裏番組にあたる。にもかかわらず、6月19日の放送では、「JIN」の視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)が21.1%だったのに対して、「マルモ」は17.2%。3.9ポイント差と健闘している。その前週の6月12日には、「JIN」19.2%、「マルモ」16.8%と、2.4ポイント差にまで迫っている。

   ドラマの挿入歌「マル・マル・モリ・モリ!」も大人気で、CDは発売された最初の週に約3万5000枚が売れ、累計売り上げは20万枚を超えている。芦田さんは、NHKの大河ドラマ「江」にも幼少期の茶々役として出演していることから、「紅白歌合戦でも『マル・マル・モリ・モリ!』を披露するのでは」との見方すら浮上している。

   影響はバラエティー番組にも及んでいる。フジテレビ系「SMAP×SMAP」の視聴率は通常は13~14%前後に落ち着いているが、芦田さんがゲスト出演した6月6日の放送では17.5%を記録。3~4%も跳ね上がった形だ。

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