2012年春の企業の大卒採用予定人数が、前年と比べて13.7%の増加となるという調査結果を、日本経済新聞が2011年6月20日付の紙面で明らかにした。団塊世代の大量退職などに備え技術職の採用意欲が高く、また海外展開に対応できる人材へのニーズが高まっているという。
震災の影響で大手を中心に選考開始を5月以降に延期するなどの動きが出ているものの、全体としては採用意欲に衰えは見られないという。
なおリクルートが5月に発表した調査によれば、2012年卒大学生の求人倍率は1.23倍で、3年連続の減少となっている。