NTTドコモの辻村清行副社長は、2011年6月17日に開かれた同社の株主総会の席で、米アップル社のスマートフォン「アイフォーン(iPhone)」について「発売する予定はない」と話した。
株主からの質問に答えたもの。理由として辻村副社長は、同社の「iモード」サービスや「お財布機能」を入れることができないことを挙げて、米グーグル社が開発した基本ソフト「アンドロイド」を搭載したスマートフォンに注力するとした。
アイフォーンについては、山田隆持社長が2月24日の携帯電話の新モデル発表会で「諦めたわけではない」と発言。過去にもアイフォーン発売の可能性をにおわせていた。