ツイッターで女性にわいせつな画像を送ったとして非難されていた、米民主党のアンソニー・ウィーナー下院議員が現地時間2011年6月16日、辞意を表明した。
ウィーナー議員は、ツイッターで知り合った女性に、自身の股間を下着の上から撮影した写真を送付。一度は「ハッカーが私になりすました」と弁解したが、6月6日に会見を開いて自身が送ったものと認め、謝罪した。その際に「議員辞職はしない」と明言していたが、与野党双方から辞任を求める声が高まり、オバマ大統領も「私なら辞める」と発言したこともあって、議員辞職に追い込まれた。
ウィーナー議員は、2013年に行われるニューヨーク市長選挙で有力候補とみられていた。