NPO法人日の出会は「ひまわりプロジェクト」を立ち上げ、ひまわりによって放射性物質を吸収し、汚染された土壌をもとに戻す取り組みを福島県郡山市で始めた。現在、ひまわり作付け作業のボランティアを募集している。
東日本大震災による福島第一原子力発電所事故では、広い範囲にわたり放射性物質で土壌が汚染された。日の出会によれば、飯舘村など高い放射線量が計測される地域で作業したかったが、入ること自体が難しく、まずは多くの人が避難してきている郡山市から活動を始めた。
ひまわりの作付けは、近隣の人たちや避難所の人たちに声をかけたりして、ボランティアで作業にあたってもらっているが、遠方からのボランティアを受け入れる体制も整えつつある。すでに郡山市内のキャンプ施設を確保しており、宿泊が必要なボランティアでも活動に参加できるようにしていくという。
問い合わせ・ボランティア登録は、日の出会東京事務局(東京都台東区松が谷1-2-9、TEL: 03-5826-3399、E-mail:info@hinodekai.org)まで。プロジェクトの詳細・活動報告は日の出会ホームページから。