「キュリウム」「アメリシウム」 原発敷地外から出た「超ウラン元素」

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プルトニウムもあったが「影響なし」

   東京電力のこれまでの発表によれば、原発敷地内の土壌では、事故由来と考えられるキュリウム242、243、244やアメリシウム241がたびたび検出されている。

   プルトニウムについては、文部科学省の調査で原発の敷地外からごく微量検出されているが、過去の大気圏内核実験によるものと推定されている。

   共同通信によると6月5日、原発から約1.7キロの大熊町内の土壌から、「事故由来」と見られるプルトニウムがごく微量含まれていたことが、金沢大学の山本政儀教授の分析で分かった。しかし、過去の核実験の影響で検出されるレベルよりかなり低く、「人体への影響は心配ない」という。

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