好みのメンバーを優遇しているのでは
扉から出てきたマカオの店の「選抜メンバー」は、ブラジャーを取ったその胸に番号が書かれていたという。
ただ、岡村隆史さんは、AKB48については「社会現象」と評し、総合プロデューサー秋元康さん(55)についてもその手腕を認めた。女性アイドルグループ「おニャン子クラブ」をプロデュースしながらも、AKBでさらに時代の中心に立ったことを、「一番すごい」と感心したのだ。
しかし、岡村さんは、秋元さんら運営側が、自らの好みのメンバーを優遇しているのではないかという疑問点も指摘した。おニャン子クラブでは、一番人気ではないメンバーを最初にソロデビューさせたこともあったというのだ。その理由について、岡村さんは、秋元さんらがメンバーと結婚したことを挙げ、女を意味する業界用語とされる「タレ」を使って説明した。
こうした岡村さんの発言については、ネット上で波紋が広がっている。2ちゃんねるでは、「それは言ったらあかんでー」などと心配する声や「正論すぎる」「テレビで言ってくれ」といった支持の声も出ている。ユーチューブに投稿された番組音声は、20万回以上も再生されるほど関心を呼んでいる。
とはいえ、AKBの運営会社や秋元康事務所では、発言についてコメントを出す動きは見られなかった。岡村さんの所属事務所よしもとクリエイティブ・エージェンシーに取材すると、担当者は出張中とのことだった。