テリー伊藤「役者になったらどうか」
坊主頭でそれまでの「失言」を謝罪、再度の支援を仰いだ参院選出馬・決意表明(2010年6月)も今や昔の感がある。落選直後の2010年7月に開設した公式サイトでは政治関連の話題を発信しているようだが、有料会員限定公開のため、一般には具体的な活動内容が見えにくく、タレント的活動ばかりが目に付く状況だ。決意表明時の動画(ユーチューブ)に寄せられたコメント欄には、批判に加え、「彼については、今後の行動を見て考えよう。一度失った信用を取り戻すのは大変だぞ。一歩一歩、少しずつ、俺の印象を変えてみろ」といった期待するコメントも見られた。
政界復帰かタレントか――。どっちつかずのイメージだけに、"支持者"は今の杉村氏の姿をどういう思いで見ているのだろうか。
「サンデージャポン」で共演しているテリー伊藤氏は「ZAKZAK」に連載している「テリー伊藤のコラム狸の皮算用」(5月30日更新)で、「本気でテレビの世界で活躍したいんだったら、もっと苦しい道を選んでほしいね。いっそのこと、役者になったらどうか」と提案。さらに、森田健作千葉県知事の逆パターンとして、政治家から役者になり、「どうしても政治家に返り咲きたいというんだったら、40歳すぎてからでも遅くはない」と、奮起を促している。