ポンパレの価格表記に批判 リクルートが販売停止措置

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利用者から指摘「他店との価格に乖離がある」

   一体どうなっているのか。トレンドワンは「利用者から指摘を受け、現在リクルートと対応を検討している。それ以上のことは話せない」ということだったが、リクルートのポンパレ担当者によると、割引率については希望小売価格ではなく、掲載主の通常価格に従ってやっている。

   トレンドワンの楽天サイトでは同じ商品が7980円で売られていて、これを送料込みにすると8715円。事前に違法性がないことは確認していたが、利用者から「他店との価格に乖離がある」という問い合わせが寄せられたため、リクルートの判断で、購入締め切りより前の8日午前に販売停止にした。

   同日夕方にはポンパレにお知らせ文を掲載。同じような商品、もしくは全く同じ商品でも店舗やサイトによって価格が違うことがあるとし、「ポンパレとしては、安心、安全な商品を少しでもお得にお届けすることを目指しておりますが、必ずしも最低価格を保証するものではないことをご了承ください」とした。253件の購入申し込みがあったが、希望者には返金する旨を通知したという。

   消費者庁によると、やはり一定期間その価格で売っていたという実績があれば、通常価格として認められるので、大幅な値引き目的でやっていたとしても、違法とは断定できない。ただ、「その商品が短期間でそんなに値段が変わるものなのかなどを考慮して個別に判断することになる」としている。

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