「恐妻家」とはいえ意外と亭主関白?
阿部祐二さんは、コンテストのあいさつでも、その恐妻家ぶりを明かした。夕食や風呂についても、まさ子さんが大切に育てている2匹のトイ・プードルが優先され、自分が後になるという。そして、23年間の結婚生活について、「まるで僕の権利というものがないんです」「夫としての立場がない」と訴えた。
交通事故に巻き込まれたときも、まさ子さんに報告しないとまずいと思ったらしい。意識がなくなっていたにもかかわらず、まさ子さんに携帯電話をかけていたというのだ。後で発信履歴を見て分かったそうだ。
そこで、阿部さんは、こんなプロポーズの言葉をコンテストで発表した。
「ママ!天国でもね僕らはつながってたみたいよ!どうぞこれからも支配してね」
この言葉には、会場から苦笑も漏れた。しかし、番組のサプライズで、まさ子さんが阿部さんに内緒で招待され、会場内に潜んでいた。そして、まさ子さんは「はーい」と手を上げると、壇上に歩いていって、阿部さんを驚かせた。そして、「天国行っても、見張ってます」と笑顔で応えたのだ。
とはいえ、阿部さんは、入院中にまさ子さんが毎晩手作りの夕食を作るなど献身的に看病してくれたことを明かしている。今回のプロポーズは、それに感謝を捧げたいというのが動機だった。
とすると、阿部さんは、家庭では意外と亭主関白なのかもしれない。まさ子さんは、夫が好きなあまり、拘束しているだけということだろうか。