日テレ系「スッキリ!!」リポーターの阿部祐二さん(52)が、交通事故入院・自宅リハビリ3か月を経て仕事に復帰した。恐妻家としても知れられ、復帰後初仕事のプロポーズコンテスト取材で早速ハプニングがあった…。
「事件です!」で知られる阿部祐二さんは、なんと震災発生13時間前に事故に巻き込まれたのだった。
「プロポーズの言葉コンテスト」
仕事を終え帰宅途中の2011年3月11日未明、乗っていたタクシーに横から乗用車が突っ込んだ。タクシーはそのままスピンして電柱に激突し、阿部さんは、首の第2頸椎の骨を折って全治3か月の重傷を負った。頭も17針縫うほどのけがだった。
復帰した阿部さんは、6月2日放送の「スッキリ!!」で、以前とほとんど変わらない元気な姿を見せた。横を向くときにゆっくりした動きになるが、痛みはないという。取材に出るときには、「復帰した~」と雄叫びを上げていた。
阿部さんは、もともと俳優・モデルだったが、阪神・淡路大震災でリポーターの仕事に目覚めた。それだけに、今回の震災取材に加われなかったのは悔しかったようだ。
復帰後の初取材は、東京都内であった「全国プロポーズの言葉コンテスト」。阿部さんは、コンテストを取材するとともに、なんと自らも「緊急参加」した。妻でプロゴルファーのまさ子さん(50)に、結婚23年目にして初めてプロポーズするというのだ。
その背景には、阿部さんが恐妻家であることがあるという。
同じ日テレ系で10年3月21日に放送された「行列のできる法律相談所」で、阿部さんは、財布の中や飲み会の場所までまさ子さんに監視され、朝食には納豆しか出してもらえない結婚生活を明かした。そして、番組の「気の毒な夫」ナンバー1決定戦で、チャンピオンにまで選ばれている。結婚のプロポーズも、「恐妻」の勢いに押されて、その機会を失ったということらしい。