独メディアも麻生氏によく似たイラスト掲載
これに関連して、ちょっと面白い画像がネット上で話題になっている。2011年5月26日付けのドイツの高級誌「ツァイト」の1ページで、G8の各国首脳のイラストが描かれているのだが、そこに菅首相の姿はない。代わりに麻生氏によく似た人物の姿が描かれていて、他の首脳たちと談笑している。
「ツァイト」誌は、これを報じたJNNに対し「締切前で急いでいたため、イラストレーターが古い写真を見てそのまま描いてしまった。申し訳ないことをした」と釈明したそうだが、掲載まで誰も気付かなかったということは、海外の人からするとやはりそれだけ菅首相の存在感が薄いと言うことだろう。
今回の不信任案否決は海外でも「菅首相、不信任決議を切り抜ける」といった見出しで報じられた。読者からは、「何で彼が辞めるの? 地震が起きたのは彼のせいじゃないのに」といったもののほか「原発からは『まだ』汚染水が漏れています」「最悪のブッシュもカトリーナで辞めなかったしな」「日本にもエジプトスタイルの革命が必要だ」といった皮肉も寄せられていた。