「大槌復興まちづくり住民会議」
(ゆいっこ大槌支部;赤崎友洋)
住民の皆様のご意見をまとめてみました。
町づくり(全体)
●役場の町づくりの方向性を早く出して欲しい
●自然に即した町づくり(寺野地区は住居・役場にし、浸水地域にスポーツ施設などをつくる)
●三陸道建設予定地を中心とした町づくり
●城山を削り、小槌・金沢地区をひとつにする
●内陸とをつなぐ道路の整備(土坂・立丸峠)
●海に近い建物は避難タワーにする
漁師さんの意見
●危険を承知でもう一度同じ場所に住みたい
●漁業の町というのをアピールして欲しい
●早く海に出たい
医療
●県立病院は大槌・山田の間(四十八坂)に建設してはどうか
●町内ドクターが一緒に入るような総合病院を望む
●町民の利便性だけではなく、国内外から人が来るような病院を望む
その他要望
●二重ローンの軽減
●働く場所の確保
●消費税を上げるのではなく、貯蓄税を導入し復興税として活用する
●現在の文明生活で見えた課題の克服(電気が使えないと大変etc.)
実行委員会に対しての要望
●この会議は、結論を求めすぎないよう、住民の意見集約に努めることが大前提
●最終的には行政とのしっかりしたパイプを作って欲しい
●各地域の意見を集約するための組織作りが急務
おおよそ以上のような意見が出されました。
私個人として今回非常に残念だったのが、若者の参加がほとんど無かったことです。
もともと過疎化に苦しんできた町が、今回の東日本大震災によってさらに過疎化が進む可能性が高い今、若者の皆様の町づくりへの参加は必要不可欠です。
町内在住・出身の若者の皆様
今こそ私達の力を結集して、ふるさと「大槌」を一緒に復興へ導きましょう!
次回の「大槌復興まちづくり住民会議」の開催予定は6月7日13時、大槌ふれあい広場(寺野・野球場近く)です。
大槌を愛するたくさんの皆様のご参加をお待ちしております。
PS.花巻へ避難されている住民の方より、ぜひ花巻でも会議を開いて欲しいというご要望を頂きました。6月12日に花巻へお邪魔したいと考えております。よろしくお願い致します。
ゆいっこは民間有志による復興支援組織です。被災住民を受け入れる内陸部の後方支援グループとして、救援物資やボランティアの受け入れ、身の回りのお世話、被災地との連絡調整、傾聴など精神面のケアなど行政を補完する役割を担っていきたいと考えています。
岩手県北上市に本部を置き、盛岡、花巻など内陸部の主要都市に順次、支部組織を設置する予定です。私たちはお互いの顔が見える息の長い支援を目指しています。もう、いても立ってもいられない───そんな思いを抱く多くの人々の支援参加をお待ちしています。
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