5月の国内新車販売台数(速報)は、前年同月に比べて37.8%減の14万2154台となった。9か月連続で前年実績を下回るとともに、5月の販売台数としてはこれまでで最低。日本自動車販売協会連合会が2011年6月1日発表した。
東日本大震災に伴う部品不足などで新車の供給が不足したことが引き続き響いている。
ブランド別では、トヨタ(レクサスを除く)が56.6%減の4万8733台、ホンダは34.5%減の2万1294台、日産は16.1%減の2万8037台だった。
一方、全国軽自動車協会連合会が同日発表した5月の軽自動車販売台数は、前年同月比25.4%減の9万5210台となった。8カ月連続の減少。減少率は、5月としては1967年に統計を開始して以来、最大となった。