クリアファイルなどの通信販売も伸びる
特に震災以降売上げが伸びているのが、通信販売だ。不通区間の駅を含む「硬券(こうけん、厚紙で作られた乗車券)」の人気が上昇しているほか、オンラインショップでも、エコバッグや、オリジナルキャラの「久慈ありす」や「釜石まな」を描いたクリアファイルが品薄になっている。「5万~10万円といった額を買っていく人も多い」(同)という。
また、おもちゃメーカーのトミーテックからは、三陸鉄道の制服を着たフィギュアの発売も決まっており、売り上げの一部は三陸鉄道に寄付される。
三陸鉄道では寄付金を受け付ける窓口こそ設けていないものの、物を買うことでの支援を呼びかけている。