1947年創業と、日本のストリップ劇場としては最も古い伝統を誇る「浅草ロック座」が2011年5月29日、ツイッターを開始した。ツイッター上で「アルバイト」も募集している。いったいどんな仕事なのか。
「浅草ロック座」といえばストリップ。2009年にはタレントの小向美奈子さんがステージに立ったことでも話題になった。
「下心から来る人はすぐバレます」
今回募集しているのはショーの舞台装置や照明などを担当する、裏方のスタッフ。舞台袖で先輩の指導を受けながら、機器を操作する仕事だ。出勤は週3~4回、勤務時間は13時~22時40分。時給については、「あまり高くはないですけど、お金目当てじゃないぜっていうやる気のある人を求めています」という。
不純な動機から応募する輩も多そうだが、「下心から来る人はすぐバレます」。現在1名いるアルバイトはショーの素晴らしさに感動、何度も通いつめて働かせてくれるよう訴え、その熱意が認められて採用されたという。
ロック座のステージに立てるかも?
募集告知には、「漫才やコントに興味のある方、大歓迎!! 浅草ロック座のステージに立てるかも?」という但し書きがある。昔は若手のお笑い芸人が浅草のストリップ劇場で働きながら、ショーの合間のコントなどに出て修行していた。ビートたけしさんもそうだった。
「できればそんな『働きながら芸を磨きたい』という人に来てほしいんですよ」
とのことで、古きよき劇場の姿を復活させ、「浅草の町全体を盛り上げたい」という意図があるのだという。
5月31日現在、まだ応募者はいない。