デジタルムービーカメラの「ザクティ」は廃止
パナソニックは2011年6月25日に、3機種のデジタルムービーカメラを発売する。グリップ感の高い、人間工学に基づいたデザインを採用した形状は三洋製の「ザクティ」のまま。水深3メートルまで潜っても撮れる「HX‐WA10」と、暗い場所でもキレイに撮れる高画質モデルの「HX‐DC15」、野外や旅先で自由に使える小型・軽量デザインの「HX‐DC1」を、「パナソニック」ブランドとして売り出す。
撮影対象の明るさなどに応じて適切な撮影モードを自動的に変更する機能にはパナソニックの技術が盛り込まれており、両社の強みを生かした新製品として発売されるが、愛称は廃止となった。
「ザクティ」の愛称が消えることに、ネット上では惜しむ声がある。ほかにも、爆発的な人気商品となっている、お米でパンをつくる「GOPAN」(ゴパン)や、充電して使える蓄電池「エネループ」の愛称はどうなってしまうのか、といった声もある。
愛称の存廃について、パナソニックは「マーケティング戦略上問題あるのでお話できません」といっている。