赤帽サンバーの後継車はどうなるのか
つまり、赤帽が採用する赤帽サンバーは、サンバートラックをベースに耐久性や利便性を向上させた専用モデルで、自動車メーカー関係者によると、「他メーカーの軽トラックでは赤帽サンバーと同じ性能は出ない」とされる。かつてサンバーには農協系の専売仕様車として「JAサンバー」(「営農サンバー」)も存在した。スバル伝統の4WDで、走破性も高く、赤帽サンバーとともに、他メーカーの軽トラックが凌駕できない領域があった。
富士重工としても、赤帽サンバーは全国で2万台を超える車両が数年で代替していく巨大市場だっただけに、失うものは計り知れない。赤帽サンバーの後継車はどうなるのか。スバルファン、赤帽組合員ならずとも、気になるところだ。