半年前の障害ではCEOが謝罪
スカイプの運営会社「スカイプ・テクノロジー」では当初、マイクロソフトのOS「ウインドウズ」を搭載した端末だけがスカイプにつながらないと見ていたようだが、その後アップルの「Mac」やリナックスOSの端末でもアクセスできなくなった。
スカイプのウェブサイトはその後、閲覧できるようになり、日本語版のサイトでは不具合発生を謝罪したうえで対応策を公表した。ウインドウズ版は最新版のソフトのダウンロードを、また「Mac」版は一部ファイルの削除を促した。
実はスカイプでは、2010年12月23日にも世界的な接続障害を起こしている。先述の「ぐんぐん」でも、今回と同じトラブルが発生して対応に追われたそうだ。当時は、トニー・ベイツCEO(最高経営責任者)が謝罪したうえ有料会員に対して一部料金を返金している。今のところ公式ブログには今後の対応については発表されていないようだが、半年で2度目の世界的なダウンだけに、何らかの措置は必要になりそうだ。